
駅広告デザインとは?事例で学ぶ効果的なレイアウトと訴求のコツ

こんにちは!デザポケ営業部のKoharuです!
多くの人の目に触れる駅広告は、ターゲット層に効率よくアプローチできる強力なマーケティングツールです。
しかしその効果はデザイン戦略に大きく左右され、ただ出すだけでは情報に埋もれ、狙った成果に繋がりません。
この記事では、通行人の視線を捉えるレイアウトや訴求のコツを例を交えてご紹介していきます。
目次
駅広告とは?効果と活用シーン
駅広告とは、駅の構内やその周辺に掲出される、ポスター、看板、デジタルサイネージといった、あらゆる広告媒体の総称です。
駅広告は、単に不特定多数の人が見る広告ではありません。
駅の特性を理解し、広告の種類を選ぶことで、特定のターゲット層に極めて効果的に活用できるのが最大の強みです。
駅の利用者層に合わせて、目的を絞ったアプローチが可能です。
主な活用方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 駅周辺の住民向け:クリニックや不動産、ジムなどの来店促進
- 沿線の通勤・通学者向け:大学やメーカーなどのブランディング
- 大型駅の利用者向け:百貨店やイベントなどの大規模プロモーション
駅広告は通勤や通学などで日常的に駅を利用する人々の目に留まりやすく、商品やサービス、イベントの認知度を高め、話題性を提供することができます。
駅広告のデザイン事例と効果【種類・業種別】
駅広告は主に企業の認知度の向上とブランディングで活用されますが、掲載場所の種類によって効果的な業種が異なります。
以下では、掲載場所ごとの特性を踏まえ、それぞれに適した業種と、期待できる広告効果をご紹介していきます。

駅貼りポスター
駅貼りポスターとは、その名の通り、駅の構内の壁面・柱・階段の踊り場などに掲出される紙媒体のポスター広告のことです。

デジタルサイネージと並び、最も代表的で古くから活用されている駅広告の一つであり、駅を利用する多くの人々の目に留まる、非常にベーシックかつ効果的な広告メディアです。
駅貼りポスターと非常に相性が良い代表的な業種が、旅行・観光業界です。
活用シーン | 期待できる効果 |
観光地の魅力訴求 旅行キャンペーンの告知 | 旅への憧れを喚起し、具体的な旅行計画を後押しする |
駅は旅の「出発点」であり、人々が日常から離れ「どこかへ行きたい」という潜在的な願望を抱く場所です。
そこへ魅力的な観光地のポスターを掲出することで、その願望を具体的な旅行計画へと後押しすることができます。
JR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンに代表されるように、美しい風景と情緒的なコピーで利用者の旅情をかきたて、旅への憧れを喚起します。
また、東北の観光誘致やテーマパークのキャンペーンなど、具体的な旅行計画を後押しする王道の広告手法として広く活用されています。
求人
駅貼りポスターでの求人広告は、Webとは異なる以下の強みがあり、特に地域に根差した採用活動で効果を発揮します。
活用シーン | 期待できる効果 |
地域に根差した採用活動 | 地元人材や転職潜在層へのアプローチ・企業信頼性の向上 |
駅貼りポスターで広告を出すことで、駅周辺の住民に直接アプローチでき、近隣からの応募者を効率的に集めることができます。
転職潜在層への刷り込み効果も期待でき、公共空間への掲出が安心感に繋がり、企業の信頼性向上へも寄与します。
商業施設
商業施設の駅貼りポスター広告は、駅と店舗が隣接している強みを最大限に活かす戦略が頻繁に活用されます。
活用シーン | 期待できる効果 |
店舗でのセールや季節イベントの告知 | 駅利用者の来店を直接促し、短期的な集客を最大化する |
駅の利用者をその場で直接店舗へ引き込み、「ついで買い」や目的外の来店を促します。
また、「クリアランスセール」や「季節ごとのイベント」など、タイムリーな情報を発信し効果的に告知することで、短期的な集客の最大化を期待できます。
ビジネス街の駅である場合は仕事帰りの層、郊外の駅であればファミリー層など、駅の利用者層に合わせたキャンペーンで訴求に活用するケースが多いです。
空港
駅貼りポスターでの空港の訴求は、空港内の新店舗やラウンジのPRなど、空港の利用促進と消費の喚起を促します。
活用シーン | 期待できる効果 |
空港内の店舗・サービスや就航先のPR | 空港内での消費喚起と、ブランドイメージの向上 |
ブランドイメージの向上はもちろん、空港からアクセスできる観光地の魅力を伝え、「次の旅行先」として潜在顧客にアピールする手法としても活用できます。
駅看板(サインボード)
駅看板とは、駅のホームや線路沿いに中長期で設置される広告のことです。

毎日の反復接触により、地域住民への刷り込み効果と企業の信頼性向上、店舗への道案内として高い効果を発揮します。
クリニック・病院・脱毛
主要駅や最寄り駅周辺でクリニックや脱毛サロンの広告看板を頻繁に見かけるのは、これらの業界が広く認知され、競争が激化しているためです。
活用シーン | 期待できる効果 |
最寄り駅での認知度向上と競合との差別化 | 信頼性の獲得と、患者の直接的な来院促進 |
この「激戦区」で勝ち抜くため、駅看板には複数のメリットと狙いがあります。
駅看板(サインボード)のメリット
①信頼性の獲得
駅という公共空間への掲出は、「しっかりとした信頼できる医院・サロンである」という安心感を潜在顧客に与えます。
②来院への直接的な誘導(エリアターゲティング)
最寄り駅への広告は、その駅の利用者に「ここにある」という認知を明確に与え、直接的な来院・来店へと繋げます。
③差別化と認知度維持
数多くの競合の中で埋もれないために、駅広告で継続的に存在感をアピールし、「いざ探す時」の第一想起(最初に思い出してもらうこと)を狙います。
フィットネスジム
近年、健康志向の高まりでジムの数は急増し、前述したクリニックと同様に、駅周辺は特に競争が激しいエリアとなっています。
活用シーン | 期待できる効果 |
駅からの近さをアピールした入会促進 | 通勤・通学客の獲得と、安心感の醸成によるブランディング |
激戦区で勝ち抜くために、駅看板は以下のようなメリットがあります。
駅看板(サインボード)のメリット
①直接的な入会促進
「駅近」という最大の強みをアピールし、通勤・通学客の「ついで利用」を促し、体験や入会に直結させます。
②信頼性と認知度の向上
クリニックと同様に、公共の場への掲出で安心感を与える狙いがあります。
デジタルサイネージ
駅広告のデジタルサイネージとは、駅構内に設置された映像を配信できる電子広告のことです。

動きと光で高い注目を集め、時間帯によって配信内容をリアルタイムで変更できるのが最大の特徴です。
ポスターよりも目立つため、足を止めてもらいやすく、駅の利用者により認知されやすいという特徴があります。
イベント告知
デジタルサイネージでイベントを告知する最大のメリットは、動画と音でイベントの臨場感や魅力を伝え、静的なポスターを遥かに超える注目を集められる点です。
さらに、3D映像やSNSと連動した参加型企画など、独創的な広告展開で広告そのものを話題化させることも可能です。
デジタルサイネージを含めた複数の仕掛けで単なる告知に留まらず、「広告を見に行く」という来訪目的を創出し、イベントへの期待感を最大限に高めるという、強力な集客効果を生み出します。
商業施設
商業施設の駅デジタルサイネージ広告は、キャラクターやタレントを起用した季節ごとのキャンペーンを、動画と音で華やかに展開できるのが最大の特徴です。
静的なポスターよりも派手で動きのある宣伝は、駅利用者の注目を効果的に集め、認知度と訴求力を一気に高めます。
駅利用者を店舗へとスムーズに誘導する、強力な動線を作り出すことが可能になります。
インフラ・建設
インフラ・建設業界の駅デジタルサイネージ広告は、BtoBが中心のため、企業ブランディングを主としているケースが多いです。
優れた企業イメージの構築は、優秀な人材を確保したい採用活動にも直結します。
デジタルサイネージの動画という特性を活かし、最近ではアニメやタレントを起用して業界の固いイメージを刷新し、親しみやすさを演出することで、特に若年層への企業認知度と好感度を高める戦略が多く見られます。
メーカー
メーカーのデジタルサイネージ広告は、企業ブランドの向上と主力商品のPRを目的とします。
動画という媒体の強みを最大限に生かし、商品の使用シーンや世界観を臨場感あふれる映像で表現することで、消費者の購買意欲を直接的に刺激します。
新商品の発売キャンペーンや季節ごとのイベントと連動して展開されることが多く、ターゲット層への集中的なアピールに高い効果を発揮します。
エスカレーター
エスカレーター広告は、利用者の滞在時間を活かした広告接触時間の長さが最大の特徴です。

移動中の利用者の視線を自然に集め、連続したポスターでストーリー性のある訴求を行うことで、メッセージを深く刷り込む効果を狙います。
業界ジャンル | 活用シーンの概要 |
美容・ファッション | ・ビフォーアフターの変化 ・商品の使用ステップ |
大学・専門学校のオープンキャンパス | ・告知や学校の魅力をPR |
美容・ファッション業界の場合は商品の使用ステップやビフォーアフターの変化を順に見せることで、利用後の効果を具体的にイメージさせ、強く印象付けます。
大学など教育機関の場合は、複数枚のポスターを使い、オープンキャンパスの日程や学校の特長を一つずつ見せることで、短時間でも多くの情報を効果的に伝えます。
大学・専門学校・オープンキャンパス
オープンキャンパスなどの告知や学校の魅力を複数枚の広告物で伝えることによって、短時間の接触で多くの情報をじっくり見せることができます。
フラッグ(元天吊看板)
フラッグ広告は視点が高く周りに邪魔がはいらない、一般的に大型なサイズでインパクトがあるため、位置的に遠くからでも視認しやすい特長があります。

イベント
駅のフラッグ広告は、連続して掲出されることによる空間ジャック感と高い視認性が最大の特徴です。
イベントの開催を大々的に告知し、駅全体を祝祭的な雰囲気で満たすことで、利用者の期待感を一気に高めます。
これは単なるイベント告知や商品PRに留まらず、駅構内のポスターやデジタルサイネージなど他の広告媒体とデザインを連動させることで、企業ブランディングにも大きく貢献します。
キャンペーン全体の一体感が生まれ、より一層認知度を高める相乗効果が期待できる、インパクトの大きい広告手法です。
フロアシート
駅のフロアシート広告は、利用者の足元という意外な場所で強制的に視線を奪うのが最大の特徴です。

「ホテルまで徒歩〇分!」といった矢印で店舗(ホテル、塾など)へ直接誘導する実用的な使い方のほか、床一面を使ったデザインで思わず写真を撮りたくなるような話題のフォトスポットを創出し、SNSでの拡散を狙うメーカーなどのブランディング手法としても活用されます。

最近では人気アニメとタイアップしたフロアシートがフォトスポットとして拡散し、話題にもなりました。
駅広告デザインの基本構成と考え方|事例付きで解説
多くの情報が飛び交う駅の中で通行人の足を止める広告には、「視認性・訴求力・導線」という3つの要素が不可欠です。
この3つのポイントを軸に、具体的な例などをご紹介していきます。
重要なのは「視認性・訴求力・導線」の3要素
雑多な情報の中から通行人の視線を勝ち取るには、計算されたデザインが重要です。
掲出する広告媒体によっても変動しますが、「視認性」「訴求力」「導線」という3つの要素をいかに設計するかにかかっています。
例えば、新幹線の旅行キャンペーン事例。
まず「視認性」として、旅先の美しい風景や新幹線の躍動感あるビジュアルで「楽しそう!」という直感的なワクワク感を伝えます。
次に「訴求力」として、『今だけの特別価格』といった具体的な情報を提示し、ただの風景写真から「自分ごと」の旅行計画へと関心を引きつけます。
最後に「導線」として、QRコードや検索ワードを示し、興味を持った人を予約サイトという最終目的地(ゴール)へとスムーズに誘導する、という仕掛けです。
遠目でも認識できる効果的な色使い
駅広告は、多くの情報が溢れる中で、歩いている人の視線を一瞬で捉えなければなりません。
デザインを考案する上で要素の一つが「色使い」です。
遠くからでも内容が分かりやすい看板は、使用する色数を絞り込んでいる傾向にあります。
これは、多くの色を使いすぎると情報が散乱し、脳が瞬時に「重要な情報」を認識できなくなるためです。
基本は2〜3色に抑えることで、伝えたいメッセージが明確になり、洗練された印象を与えます。
遠くからでもよく認識できる看板は内容がわかりやすく、色数を絞ったものが多く感じます。
某インプラント会社の看板なんかは青・黄色を用いた2色の原色が印象的ですよね。
通行人の足を止めるキャッチコピー
通行人の足を止めるキャッチコピーには、主に以下の2つの戦略があります。
キャッチコピー2つの戦略
①シンプル・インパクト型:短い言葉で強い印象を与え、瞬時に「自分ごと」と認識させる王道の手法。
②逆説の長文型:あえて長い文章を使い、異質な存在感で「何だろう?」と興味を引くテクニック。
シンプル型のポイントは「短く、具体的にベネフィットを伝えること」。
「駅近3分」「24時間対応」など、読んだ瞬間に利用シーンや安心感が想像できる言葉が浮上に効果的です。
ただし、駅という公共空間では、インパクトを狙いすぎる過剰な表現が不快感を与え、逆効果になるリスクもあるため注意が必要です。
また、春日部駅のクレヨンしんちゃんとの地域コラボ型のように、その土地の文脈やキャラクター・特性を活かし、広告自体を「特別なコンテンツ」にする手法も斬新で目を引きます。
駅広告のデザイン制作の注意点
駅広告のデザイン制作では、クリエイティブな発想と同じくらい、厳格な技術的ルールを守ることが重要です。
「せっかくのデザインが入稿できない!」といった事態を避けるため、制作の最終段階で必ず確認すべき注意点を見ていきましょう。
サイズ・解像度・カラーモードを正しく設定する
広告データ制作において、「サイズ」「解像度」「カラーモード」は、品質を左右する最も基本的な設定です。
駅の広告媒体はそれぞれ厳密なサイズが定められており、画像の解像度が不足していると、仕上がりがぼやけたり、文字がギザギザになったりしてしまいます。
また、PCモニターで見る光の色(RGB)と、印刷で使うインクの色(CMYK)は表現できる色の範囲が異なります。
最初から印刷用のCMYKで制作しないと、意図せず色味がくすんでしまうといったトラブルの原因になるため注意が必要です。
駅・路線のルールに従う
駅広告には、各鉄道会社や路線が独自に設けている厳格な審査基準や表記ルールが存在し、デザイン制作の前に必ず確認が必要です。
特に注意すべきは、公序良俗に反する表現はもちろんのこと、QRコードの掲載可否(路線によっては禁止の場合も)、誇大広告にあたる表現、駅の案内サインと紛らわしいデザインなど、多岐にわたります。
これらの規定を事前にリサーチし、遵守することが不可欠です。
掲出期間を確認する
広告を掲出する期間と駅・路線は、予算と広告効果に直結する重要な要素です。
イベント告知のような短期的な訴求か、認知度向上のための長期的なブランディングかなど、広告の目的に合わせて最適な期間を検討することが不可欠です。
駅広告デザインは自作か外注どちらがいい?
駅広告のデザインを検討する際、「自作」と「外注」のどちらを選ぶべきかは、広告の成果を左右する重要な分岐点です。
以上のポイントから、プロに依頼する場合の注意点、そして掲出までの流れを解説していきます。
自作か外注か判断するポイント
デザインを自作か外注かで迷った際は、以下の3つの観点から自社の状況を判断することが重要です。
- 目的:シンプルなイベント告知など情報伝達が主か、企業のブランドイメージ向上を狙う戦略的なものか。
- 予算:初期費用を可能な限り抑えたいのか、長期的な費用対効果(ROI)を重視するのか。
- リソース:社内にデザインスキルや専門ソフトを持つ人材、そして制作に充てる十分な時間があるか。
これらの条件をすべてクリアするのは、多くの企業にとって非常にハードルが高いのが現実です。
貴重な時間と予算を最大限に活かすため、専門の制作会社へ外注することが、結果的に最も効率的な選択であるケースも多いです。
制作会社・代理店に依頼する際のチェック項目
外注を選択した場合、より良いパートナーを選ぶために、以下の項目を必ず確認しましょう。
- 制作実績:駅広告、特に自社と同じ業種でのデザイン実績は豊富か。
- 企画・提案力:要望を形にするだけでなく、課題解決に繋がる戦略的な提案をしてくれるか。
- 費用の明確さ:見積もりの内訳(デザイン費、印刷費、修正費など)は分かりやすいか。
- 修正対応:修正回数や、追加修正の際の料金体系は明確か。
- サポート体制:鉄道会社への審査申請やデータ入稿など、複雑なプロセスを代行してくれるか。
デザポケでは弊社のアカウントエグゼクティブがご要望を丁寧にヒアリング。

デザインの依頼経験がない方でも安心してご相談いただけます。
駅広告デザインの発注・制作フロー
駅広告を掲出する際の、基本的な流れは以下の通りです。
では、各項目でどんな進行がされるのかをご紹介していきます。
お問い合わせ・相談
希望の施工完了日や予算、デザインのイメージなど確認いただきます。
希望の路線・エリア、規模感、予算、デザインで何を訴求したいかなどを事前にまとめておいていただくとスムーズに進行します。
掲載箇所の確認と打ち合わせ
お客様のご希望を基に、ターゲットの動線などを考慮した掲載場所・広告媒体をご提案します。
この打ち合わせで、広告計画の骨子(媒体の種類・場所・期間・ご予算)を具体的にすり合わせ、決定していきます。
見積もり提示・発注
お打ち合わせの内容でお見積りをお出しさせていただきます。
このタイミングで、掲載広告の内容や規模感についてのすり合わせも行います。
お見積りの内容をご確認いただき、ご納得の場合はご発注くださいませ。
デザイン制作・審査
お打ち合わせでお伺いした内容を元に、デザインを制作させていただきます。
紙やWEBと異なり、駅広告ならではのサイズ感や役割・目的に合わせた構成をご提案させていただきます。
審査や進行の管理は弊社で行いますので、お客様側で専門の知識がなくても大丈夫です。
一方で、以下のようなデザインや文言が、広告物に含まれている場合、審査が通らないケースもあります。
・言い回しが不適切な場合
・公共の場に合わない広告物デザインの場合
・強いあおり文章
・誇張表現(解決、絶対など)
そういった場合は、広告物の言い回しや、デザインの変更などを行い、再審査を行います。
制作~施工
申請が完了しましたら、さっそく制作と施工を進行します。
制作~施工の作業期間は、ご希望の広告物によって変動しますが、おおよそ1~2週間が目安となります。
駅広告のデザインに関するよくある質問と回答
駅広告のデザイン制作に関するよくある質問とその回答をまとめてご紹介していきます。
駅広告の掲出にかかる費用は?
目安として、JR仙台駅の主要箇所における媒体別の費用をご紹介します。
なお、広告の掲出にかかる費用は、掲載場所と規模によって大きく変動しますので、詳細のプランや費用については、弊社までお問合わせくださいませ。
仙台駅 杜のビジョン|仙台駅最大級の大型LEDビジョン
待ち合わせのスポットとして、人気のステンドグラス脇で大迫力の映像を放映し、効果的に訴求することが可能です。
掲載位置 | 規格 | 秒数 | 枠数 | 期間と広告料金(税抜) |
・仙台駅 ・コンコース ・ステンドグラス脇 | 約218インチ相当LEDビジョン | 30 | 最大10枠 | ・1年間:3,000,000円 ・1ヵ月:300,000円 |
仙台駅 デジタルサインボード|新幹線改札前
ビジネスや観光など、様々な人たちが降り立つ東北の玄関口仙台駅の南北新幹線改札前にあるデジタルサイネージ広告です。
掲載位置 | 規格 | 秒数 | 枠数 | 期間と広告料金(税抜) |
仙台駅3階 南北新幹線改札周辺 | 60インチ モニター6面 | 30 | 最大12枠 | ・1年間:1,320,000円・1カ月:180,000円(伝送費込) |
仙台駅パノラマ仙台|東西自由通路~在来線東口改札正面に見える大型ポスターボード
H2,060mm×W7,280mmの全面シート掲出による大きさを活かしたインパクトのある展開も可能です。
掲載位置 | 掲出期間 | 枚数 | 広告料金(税抜) |
在来線跨線橋 | 7日間 | B1×20枚 | 560,000円 |
詳細なプランや費用については、デザポケまでお問い合わせくださいませ。
駅広告は本当に効果がある?測定方法は?
駅広告の効果は、Web広告のような直接的な費用対効果(ROI)よりも、認知度向上やブランディングの側面が強いのが特徴です。
駅という公共空間での高い視認性と、通勤・通学客への反復訴求により、企業や商品の信頼性・ブランドイメージを時間をかけて人々の記憶に刷り込みます。
また、多様なフォーマットでインパクトのあるクリエイティブ表現が可能な点も大きなメリットです。
直接的な効果測定はメジャーではありませんが、以下のような方法で効果を測ることは可能です。
測定方法 | 計測のポイント・詳細 |
QRコードからのアクセス解析 | 広告専用のリンクからアクセス数やコンバージョンを計測。 |
店舗への来店数・売上の推移 | 広告掲出の前後でデータを比較。 |
Webサイトへのアクセス 指名検索数の変化 | 広告期間中に、企業名や商品名での検索がどれだけ増えたかを分析。 |
認知度調査 | 掲出エリアの生活者にアンケートを実施し、広告の認知度を調査。 |
駅広告は、認知度向上やブランディングを主な目的とし、QRコードなどを活用して効果を測定しながら戦略的に活用することが成功の鍵です。
駅広告は地方駅でも効果は出せる?
地方駅でも駅広告は大きな効果が期待できます。
大都市の駅のような圧倒的な人流はありませんが、その分、毎日同じ駅を利用する地域住民への深い浸透力が最大の強みです。
この特性を活かし、クリニックや不動産、学習塾といった地域に根差したサービスの認知度と信頼性を高めるブランディング戦略として、非常に高い効果を発揮します。
まずはデザポケへご相談を
駅広告の成果は、デザインの良し悪しに大きく左右されます。
多くの情報が行き交う駅の雑踏の中で、通行人の足を止め、心をつかむためには、ターゲットの心理を深く理解し、「視認性・訴求力・導線」の3要素を緻密に設計した、戦略的なデザインが重要です。
しかし、最適な媒体を選び、各路線のルールを遵守し、効果的なデザインを制作し、掲出まで管理する…これらすべてを考慮するのは、決して簡単なことではありません。
「何から始めればいいか分からない」
「デザインの依頼経験がない」
といった不安をお持ちの方も、どうぞご安心ください。
デザポケでは、経験豊富なアカウントエグゼクティブがお客様のご要望を丁寧にヒアリングし、制作チームと密に連携しながら、課題解決に繋がる最適なプランをご提案します。

駅の広告物で気になるものがございましたら、デザポケへお気軽にお問い合わせくださいませ!