チラシデザインのコツ|インパクトのある見やすいデザインの作り方
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チラシデザインのコツ|インパクトのある見やすいデザインの作り方

Mory

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2025.07.11

こんにちは、デザポケ制作部のMoryです。
普段はチラシ・DM・POPなど様々な制作をしています。

こちらの記事では、チラシデザインのコツと、インパクトがありながらも見やすいデザインについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

チラシデザイン基本の作り方

ではさっそく、実際にチラシを制作する際の手順について詳しく解説していきます。

チラシデザイン基本の作り方

手順①目的とターゲットを明確にする

「何を」「誰に」「どうして欲しいか」をはっきりさせます。

例:新商品の告知で、20代女性に来店してもらうのが目的、など。

手順②情報を整理する

必要な情報を洗い出し、優先順位をつけます。

  • メインキャッチ
  • 商品・サービス内容
  • 特典や価格
  • 期限、場所、連絡先など

手順③参考になるデザイン資料を探す

ターゲットや目的に合った雰囲気をイメージするために、以下のようなリサーチを行います。

  • PinterestやBehanceなどで似た業種・ターゲット向けのデザインを探す
  • 競合のチラシや過去の成功事例を集める
  • 色使いやレイアウトのアイデアをメモしておく

これにより「どんなテイストで作るか」が具体的になります。

手順④ラフレイアウトを作る

簡単に配置を考えます。

  • 視線誘導を意識して要素を並べる
  • 目立たせたい情報を大きく配置する

手順⑤デザイン作業をする

配色やフォント、写真・イラストを選んでデザインを形にしていきます。

また、ブランドカラーやターゲットに合わせた色を使う、メインキャッチは一番目立たせるなどの工夫もします。

手順⑥仕上げのチェックをする

誤字脱字やレイアウト崩れ、情報の漏れを確認します。

  • 第三者に見てもらうと気づきやすい
  • スマホなど小さい画面での見え方もチェックすると◎

特に以上の2点を意識すると少ないミスで進行することができます。

チラシデザインのコツ|インパクトのあるチラシの作り方

続いて、チラシデザインの際のコツを解説していきます。

チラシデザインのコツ|インパクトのあるチラシの作り方

メリハリのあるビジュアルとキャッチコピーを作る

チラシはパッと見の印象でほぼ勝負が決まります。

というわけで、制作の際は以下の点に注意します。

  • メインのキャッチコピーは「短く」「大きく」配置。
  • メインビジュアルは1つに絞り、余白を活かして存在感を出す。

文字より先に目に入るのは「色」「写真・イラスト」「大きな文字」です。

読む順番を意識してレイアウトする

視線の流れは左上→右下が基本です。

情報を詰め込みすぎず、

まず「目を引くタイトル」

次に「魅力的な内容」

最後に「問い合わせ先や行動喚起」

と、段階的に目を誘導するように配置すると、必要な情報がきちんと届きます。

受け取った人の「得」にフォーカスする

「何がうれしいのか」を具体的に伝えるのが大事です。

例えば、

  • 割引率や特典を大きく目立たせる
  • 「限定」「無料」「先着」など緊急性や希少性を演出
  • 読んだその場で「行動したくなる」内容を明確にする

その情報を受け取った人に「得」を感じてもらえるデザインにするのが重要です。

チラシデザイン制作時の注意点

チラシデザイン制作時の注意点

チラシを制作する際に注意すべき点が以下の5点です。

制作時の注意点

①情報を詰め込みすぎない
②文字サイズ・フォントサイズを統一する
③カラーバランスに気をつける
④印刷トラブルを防ぐデータ作成
⑤権利問題に配慮する

注意点の詳細を解説していきます。

①情報を詰め込みすぎない

伝えたいことが多いほど内容を盛り込みたくなりますが、情報量が多すぎると何も頭に入らなくなります。

というわけで「絶対に伝えたい1~2点」に絞り込み、余白をしっかり確保しましょう。

②文字サイズ・フォントサイズを統一する

フォントを増やしすぎたり、小さすぎる文字を多用すると読みづらくなります。

本文は最低でも8pt以上、メインキャッチは見出しとして目立つサイズに。

フォントは多くても2種類程度に抑えるのがおすすめです。

③カラーバランスに気をつける

派手な色を使いすぎると目がチカチカして読まれにくくなります。

ブランドカラーやターゲットに合わせたメインカラーを1~2色決めて、あとは白・黒・グレーなどベーシックカラーを使うとすっきり仕上がります。

④印刷トラブルを防ぐデータ作成

トリムマーク(トンボ)や塗り足し設定、解像度(通常300dpi推奨)が正しくないと印刷で白フチが出たりぼやけたりします。

印刷会社のテンプレートやガイドを必ず確認しましょう。

⑤権利問題に配慮する

ネットで見つけた画像やイラストを無断で使うと著作権侵害になる場合があります。

フリー素材でも「商用利用可・クレジット不要」など利用条件を確認することが大切です。

チラシ制作でお悩みの際はプロに相談を

プロのグラフィックデザイナーは、IllustratorやPhotoshopといった専門的なグラフィックソフトを使用します。

一方で、Canvaのようなノンデザイナー向けのツールも増えていますが、機能面で不足を感じる場面も少なくありません。

インパクトを求めるチラシ制作において、物足りない出来になる壁となる事が多いです。

仮にIllustratorなどの習得を目指しても、相当な時間を要しますし、それを専門とするデザイナーが持つ技術や経験に短期間で追いつくことは困難です。

さらに、Office系ソフトやオンラインデザインツールを用いて自作される場合、デザインの細部を確認しながらの作業は相応の時間と労力を伴います。

しかし、制作するチラシの効果を考慮すれば、安易な妥協は避けるべきです。それでは、本来の制作意図が失われかねません。

チラシデザインに本格的に取り組む場合、見えない人件費が相当発生し、結果的に外部委託の方が費用対効果が高いという状況に陥る場合も。

コスパを考えるとプロへの外注が効率的

専属のデザイナーを雇用し内製化されている場合はこの限りではありませんが、会社の人件費や作業効率を追及するなら、外注化した方がコスパがいい場合もあります。

自社で手間と時間をかけて中途半端な仕上がりになるよりも、プロのデザイナーに任せる方が、最終的な費用対効果と品質において最適な選択となる可能性が上がります。

まとめ

チラシ制作の際のデザインのコツや基本ステップなどを解説しました。

ご紹介した制作時の注意点なども参考にしてみてくださいね。

デザイン面で迷いがある場合は、プロのデザイナーに外注するのも賢い選択です。

弊社はお客様のニーズや意図を組んだチラシ制作のお手伝いもできますので、お困りの際はお問合わせください!

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