
社内報の作り方や目的&効果を解説|デザイン制作会社に外注した時の費用相場は?
会社の情報発信ツールのひとつ「社内報」。
企業の取り組みや社員紹介、行事報告など…
社内報を取り入れることで、一気に社員へ会社の情報を届けられて便利ですが、実際に社内報を制作するとなると、どうやって進めればいいか悩みますよね?

この記事では社内報についての考え方、実施する上での具体的な手順&方法について解説していきます!
目次
社内報の作り方&目的

社内報を作る目的は?
一般的に、会社規模が大きくなればなるほど、同じ会社に属しているのに知らないことが増えていくケースが見受けられます。
「社内報」は、会社、経営、他の部署は、日々どのような取り組みをしているのか、定期的に発行することで情報発信し、社員やその家族にも知ってもらう目的として取り入れられることが多いです。
社内報を制作した際に得られる効果例
前段で触れたように、定期的に社内報を届けることによって、社員の会社への理解度が深まります。
他にも、仕事のモチベーションに繋がったり、社内で何が起きているのかを知ることで他部署への連携やコミュニケーションのきっかけとなったり、様々な効果が期待できます。
ある大手IT企業でも、最初はWEBで社内報を発行していましたが、「会社に所属する社員の家族にも届けたい」という想いから、各自宅に社内報が送られました。
社内報を作る方法
社内報を作る方法としては、自力で作るか広告代理店に外注する2パターンがあります。

①自力で作る/内製
内製のメリットの1番はコストの削減。
全て内製で完結することで安く済ませることができます。
一方で、内製化すると、当たり前ですがやるべき作業が格段に増えます。
企画から原稿の作成、さらには取材撮影の段取り等、デザイン制作・ライティング・印刷の手配まで、全てにおいて自力で行うため、スケジュールの管理が大変です。
時間と労力がかかることは覚悟の上で行いましょう。
②外注する
外注化のメリットは手離れがいいことです。
制作や印刷に関してすべて外注に依頼ができるため、手間がかかりにくく、デザインのクオリティも担保できます。
制作する上でのサポートが受けられる分、制作や印刷の費用がかかってくるため、外注を使う場合は予算との相談が必須です。
・デザインに自信がない
・他の業務が忙しくてなかなか時間が取れない
そんな人には外注にお願いすると非常に楽になると思います。
社内報はデザイン制作会社で外注できる
社内報は「デザイン制作会社」に外注ができます。
以下では、外注した時の実際の流れについてご紹介していきます。
①打ち合わせ(紙面の企画・デザイン内容・印刷の仕様・納期等)
まずは、どんな社内報にするかデザイン制作会社と打ち合わせを行います。
社内報の企画内容やデザインのテイスト、印刷の仕様や納期のスケジュールもこの時にあらかた決めてしまいます。

伝えたい内容をまとめておくと、打ち合わせがスムーズです♪
②原稿準備・デザイン制作
打ち合わせしたのちに、紙面の台割(各ページにどの記事を掲載するか)を決めます。
その台割を基に原稿や写真素材を集め、デザイン制作会社に渡し、実際にデザイン制作へと入ります。
スケジュール内で紙面の校正をデザイン会社とやりとりして、校了まで進めます。
校了をデザイン制作会社に伝えたら、制作会社は入稿の段取りをします。
③印刷
印刷する部数にもよりますが、校了してからはだいたい2~5日程度で印刷が完了し納品されることがほとんどです。
ちなみに紙には仕様というものがあります。
今回の社内報については冊子の中綴じ(ホチキス止め)というものや、ホチキス止めがない単純な差し込みの仕様など…。
ページ数によっても加工方法が変わったり、紙厚や仕様する紙の種類によって見栄えが変わってきたりします。
紙の種類は多くありますが、主に
・上質紙
・コート紙
・マット紙
が代表的です。
読みやすさと費用感でバランスが良いのは、コート90kg全8ページ~12ページくらいが、見る側としてもオススメです。
紙自体も価格が変動するので、事前に確認しておきましょう。

紙の種類や厚さにまったく明るくない場合もご安心ください。全面サポートさせていただきます!
社内報を制作する際の費用相場は?

内製した場合
社内報を内製化する場合の費用感は、担当者で完結するため、目に見えるコストでいうと印刷費と担当者の人件費くらいでしょう。
外注した場合
社内報を外注の場合は制作費+印刷費はセットで発生してきます。
大まかな目安としては、1ページあたり1万円~
合わせてライティングや企画のディレクション費も内容やボリュームによって価格が変わってきます。
令和に社内報はいらない?
近年だと社内報不要説も出ており、その多くは業績が伸び悩んでいる企業や、経費削減を優先している会社等…。
社内報の実施自体が検討されないことが多々あります。
一方で、社員に会社への理解と愛着を深めてもらうという観点から、社内報の発行は企業にとって有益であると私は考えています。
中小企業だからこそ社内報を制作する意味がある
十数年前までは一つの企業へ勤め続けることが一般的な考えでしたが、今は転職が当たり前の時代。
1つの企業に長期的に勤めることが減少傾向にあるという現状も。
従業員の方々に会社をより深く知っていただき、ファンになってもらうため、社内報を活用し、従業員を大切にしているという姿勢を示すことは非常に有益な手段であると考えます。
まとめ
こちらの記事では、社内報の目的や実際の作り方について紹介しました。

今回は紙媒体の社内報のデザイン制作に関してでしたが、他の記事ではWEB媒体で発信する方法や、企画・デザインについても紹介しているので興味ある方は覗いてみてください。

弊社では社内報の実績もあるので制作の際はお気軽にご相談くださいませ!