
After Effects(アフターエフェクト)のテキストアニメーションおすすめ10選

こんにちは、Tatsuです。
動画制作において、テキストにエフェクトを加えて動きをつけることは非常に重要です。
そうすることで、静止画では伝えきれない視覚的なインパクトを与え、メッセージをより印象的に届けることができます。
今回は、After Effectsで作成するテキストアニメーションの中から、私のお気に入りを厳選して「おしゃれ」と「かっこいい」の2つのカテゴリに分け、それぞれ5点ずつご紹介します。
ぜひ、動画制作の参考にしてください。
目次
おしゃれなテキストアニメーション5選
①弾むテキストアニメーション
比較的よく使われる代表的なアニメーションです。

時間や弾む大きさを変えることで
「エレガントなイメージ」
「子供向けの楽しい雰囲気」
「躍動感のある印象」
など、さまざまなバリエーションが表現できる、とても使い勝手の良いアニメーションです。
②3Dブラーテキストアニメーション
恋愛トーク番組などで使われていそうな、柔らかいタッチの表現です。

テキストがぼんやりと浮かび上がり、ゆっくりとシャープになっていくことで、夢の中のような曖昧で穏やかな感覚、神秘的で幻想的なムードを演出します。
③広がるテキストアニメーション
文字がまるで水面の波紋ように、徐々に広がってゆく視覚効果です。

このアニメーションは、静かで洗練された印象を与え、特定のメッセージや感情を繊細に伝えるのに優れています。
映画の予告編などでたまに見かける高級感のあるアニメーションです。
④蒸発テキストアニメーション
見る人に儚さ、神秘性、あるいは喪失といった感情を呼び起こすエモいアニメーションです。

ただ文字が現れるだけではなく、その背後にある意味や感情を視覚的に表現するので、非常にパワフルで記憶に残りやすいアニメーションと言えます。
⑤手書き風に現れるテキストアニメーション
まるでペンで文字が書かれていくかのように、線が描かれて形が形成されていくモーションです。

メッセージ性の強い文章を書くように表示させることで他のアニメーションとは一味違う、温かみや人間味、親しみやすい印象を与えることができます。
かっこいいテキストアニメーション 5選
①マスクを使って徐々に現れるテキストアニメーション
テキスト全体を徐々に表示させることで、視覚的な興味を引きつけ、メッセージを印象的に伝えることができます。

単純なテキスト表示に比べて、動きが加わることでデザインに奥行きとダイナミズムが生まれ、洗練された、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
②ジャギーテキストアニメーション
テキストの輪郭が階段状にギザギザに見えるジャギー表現を使うことで、近未来的なデジタル空間やサイバーパンクのような世界観を表現することができます。

また、ピクセル感のある表現を模倣するため、レトロな雰囲気やノスタルジーを醸し出すのに非常に効果的です。
③スパイラルインテキストアニメーション
テキストが直線的に現れるよりも、螺旋を描く複雑な動きは人間の目を強く惹きつけます。
注意を一瞬で掴みたい場面で非常に効果的です。

アニメーションの速度、螺旋の大きさ、出現する方向などを調整することで個性を表現できます。
ゆっくりと優雅に展開する螺旋は上品で落ち着いた印象を、素早く力強く展開する螺旋はダイナミックで革新的な印象を与えます。
④光から現れるテキストアニメーション
光の動きや変化は、無意識のうちに私たちの視線を引きつけます。

光の演出によって、表示されるテキストの重要性や特別感を際立たせることができ、インパクトのある登場シーンに適しています。
企業のロゴや映像作品のタイトルなどでも使用されるアニメーションです。
⑤スライドインテキストアニメーション
非常に汎用性が高く、様々なデジタルコンテンツで頻繁に利用されています。

派手な動きではありませんが、多用してもうるさくならず、作り方も簡単なのでとても使い勝手の良いアニメーションです。
上下左右、どの方向から現れるかによって、印象が大きく変わります。
スライドインテキストアニメーションの作り方
今回は10選の中から汎用性が高くて簡単に作ることので出来る、「⑤スライドイン テキスト アニメーション」の作り方をご紹介します。
テキストを入力する

①新規コンポジションを作成。(幅1000px 高さ150px・ディレーション3秒)
②テキストツールで動かす文字を入力します。(書体は自由です)
アニメーションをつける

①「テキスト」→「アニメーター・追加」から「位置」を追加する
②「位置」に2000を入力、文字を右の枠外へ移動させる。
③「高度」→「シェイプ」を「上へ傾斜」に設定する
④インジケーターを0秒の位置にして「オフセット」を-100にしてキーフレームを打つ
⑤インジケーターを1秒の位置にして「オフセット」を100にしてキーフレームを打つ
文字の動きに勢いを付ける

①「アニメーター1・追加」から「ブラー」を追加する
②「ブラー」のリンクを外し左右のぼかしを100にする
完成!
さらに、スケール、位置、アニメーターを追加すると、もっと凝った動きを作ることもできます。

ぜひ、いろいろ試してみてください。
最後に
今後もAfter Effects関連の動画制作テクニックやエフェクトの紹介・解説、モーショングラフィックの制作などを紹介していきます。
デザポケでは動画・モーションブラフィック制作なども対応しております。
お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!