After Effects(アフターエフェクト)初心者でもできること|AE動画編集プロへの道
クリエイティブの『ポケット』

After Effects(アフターエフェクト)初心者でもできること|AE動画編集プロへの道

Tatsu

Tatsu

2025.01.22

こんにちは!株式会社デザポケのTatsuです。

今回は動画制作の強力なツール「After Effects(Ae)」についてご紹介します。

Aeは、まさに「魔法のツール」。

私が初めて触れたときの感動を今でも鮮明に覚えています。

動画制作初心者の私が、どのようにしてこのツールを使いこなしていったのか、その経験をシェアします!

After Effectsでの動画制作に挑戦!

約10年前、私が50歳を過ぎた頃、初めて動画制作の仕事を依頼されました。

その時、選ばれたツールが「After Effects」。

使い始めた当初は、その機能の多さに圧倒され、挫折しそうになったことを今でも覚えています。

After Effects(アフターエフェクト)での動画制作 手順説明画像

しかし、「これを使いこなせたら面白そう!」という思いが私を支えました。
「毎週1本、5秒動画を作成する」という小さな目標を立て、コツコツと技術を磨き続ける日々。

その積み重ねが、今では欠かせないスキルとなりました。

初心者向け:アフターエフェクトの勉強方法

Aeを習得するには、最初の一歩として初心者向けのチュートリアルを活用することが大切です。

私も試行錯誤の末に、YouTubeを学習の主軸に据えることにしました。

YouTubeで学ぶメリット
・自分に合ったチャンネルを選べる
・各機能を丁寧に解説してくれる
・何度でも繰り返し視聴可能
・視覚的にわかりやすい解説が魅力

動画制作のスキルアップに役立つツールとして、YouTubeはとてもおすすめです。

Aeエフェクト「CC Bend It」の動画編集でできること

今回は初回なので私の好きな、Aeエフェクト「CC Bend It」を使って、プリンが揺れる部分の動画を作る方法を紹介します。

このエフェクトを使うと、静止画でも簡単に動きを加えることができます。

プリンの揺れアニメーション

①プリン画像の準備

プリンとお皿の画像をレイヤー分けして用意します。

プリンの部分を消すには、Photoshopの「生成塗りつぶし」機能を使うと便利です。

②画像をAfter Effectsにインポート

Aeを立ち上げ、「プロジェクトパネル」に画像をドラッグしてインポートします。

③コンポジションへ展開

インポートした画像をダブルクリックして、コンポジションを開きます。

必要に応じてサイズや時間を変更することもできます。

④動きを加える

タイムライン内で「プリンだけの画像」を選択して、「エフェクト」→「ディストーション」→ 「CC Bend It」を適用します。

ここで重要なのは、Start(揺れない箇所)、End(揺れる箇所)、の位置を決め、Bend(揺れる量)の数値を調整することです。

・「Start」 動かさない部分の中心を数値で決める。
・「End」 曲げる中心の位置を数値で決める。
・「Bend」 揺れ幅を数値で決定。

数値を調整することで、プリンの揺れ具合を表現できます。

数値調整 説明画像

エフェクトの補完

もし、プリンの画像が消えかけてしまった場合は、「範囲拡張」エフェクトを適用し、CC Bend It の上に持ってくることで解決できます。

エフェクト → ユーティリティー → 範囲拡張を選択し、数値を上げて画像を補完します。

最後に

After Effectsは、習得するほど奥深い魅力を持つツールです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、続けることでどんどん楽しくなっていきます。


今後も、動画制作のテクニックやエフェクトの活用法、モーショングラフィックの制作などを紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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